2009年07月14日

フェリー存続の危機 〜高速1,000円の煽り

今日はいつもと違い、

少しシリアスタッチなお話になるかもしれません。あせあせ(飛び散る汗)


これは前から気になってたニュース。


それが今日、Yahoo!のトピックスに載っていた。


存続危機のフェリー業界 高速道路料金割引が影響

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090714-00000518-san-bus_all

 土・日、祝日に「マイカー1000円乗り放題」となる高速道路料金割引で、利用客を奪われたフェリー会社が「バランスを欠く政策」と反発の声を上げている。高速値下げの影響で、関西発着のフェリー8社の利用者は前年比2割減、7月の予約状況も同3割減となり、関係者は「競争原理が働かないレベルだ」と強調。政府の景気浮揚策による陸路への一方的な“テコ入れ”で、海路が存続の危機にさらされている。
(中略)
 政府・与党にフェリー支援を求めたところ、与党幹部は「しまった。海運があったな」と漏らしたといい、米田社長は「拙速な景気対策だったことは明らかだ」と憤る。
 昨年は、燃料費高騰での運賃値上げと世界的な景気後退による貨物の減少というダブルパンチ。「1000円乗り放題」は致命的な追い打ちとなった。
(中略)
 フェリーは環境負荷の低い貨物輸送「モーダルシフト」の担い手。災害時の陸路の代替輸送機関にもなる。だが、1隻70〜80億円の巨額投資が伴い、一度撤退すれば復活は難しい。
 四国開発フェリー(愛媛県)の瀬野恵三副社長は、こう嘆く。
 「石炭が石油に淘汰(とうた)された構図と同じなら納得できる。だが、税金を投入された不公平な競争で負けるのは我慢ならない

(以上産経新聞より引用)


全くもってフェリー業界の方々には同情します。


なぜこんな景気対策が当たり前のように行われたのでしょうか。


こんなことになることは素人の私にでも想像がつきます。

(特に私はフェリーでの旅が好きなのでなおさらなのかも知れませんが…)


「高速を1000円にしたら国民はみんな外出する」


その論理は分からないでもありません。


でもそれで

「高速道路が正常に機能しなくなるかもしれない」

という予想はしなかったんでしょうか。


また、温暖化防止やエコの観点から

「みんなが車を使うようになり、フェリーや鉄道などの

地球に優しい交通機関を敬遠する結果にならないか」

という考えはなかったんでしょうか。。。


いや、お偉い方々なんで

「そんなこと気付かなかった。。。」

ということは絶対にないでしょう。。。


そういうことより、

高速道路を1,000円にすることによって

『そのお偉い方々が』都合のいいことがあっただけ。


私はそんな風に感じています。  

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

それにしても、こんな理由で

フェリーが消えていくのは

本当に寂しいですね。。。


フェリーでの旅行は

車を積んでいくこともできるし、

乗っている間はゆっくり体を休めることもできるし

何より旅情というものがあります。


この「旅情」というヤツは

お金や時間では決して計れないもの。


そういうものを大事にすることが

長い目で見ると『日本を元気にする』のではないでしょうか。


もちろん、そういうことも

優秀な日本のお偉いさんは

それなりに本当は分かってらっしゃるんでしょうから

私なんかがブログで言っても仕方ないですね。。。


まぁとにもかくにも、

四国開発フェリーの社長さんがおっしゃるように、

時代の流れで淘汰されるのであれば仕方ないですが

税金を投入した国策で潰されるのは

旅行好きの私としても納得がいきません。


高速1,000円ってヤツをやめちまうか

フェリーも1,000円にしてほしいものです。


ついでに新幹線や夜行列車も1,000円に。


あ、でもフェリー会社は

フェリーを存続させたいからいいけど、

鉄道会社はどうも夜行列車はやめたいみたいだから

夜行列車1,000円は叶わないか・・・


まぁ高速が1,000円でフェリーが高いうちは

どうしても国民は高速に偏ってしまうでしょうけど

この不均衡が見直されたときには

みなさんにもフェリーの良さに気付いてほしいものです。


たとえば、

明石海峡大橋の開通の影響で

今はなくなってしまいましたが

私は淡路島に遊びに行くとき、

行きは車を運転して

明石海峡大橋から行ってましたが、

帰りはいつも洲本港や津名港から

南海淡路ラインというフェリーで帰ってました。


堺からだと所要時間はそんなに変わらず、

車だと帰りに神戸市内や大阪市内の渋滞に

巻き込まれる時間帯になってしまいますが、

フェリーなら(確か2時間ほどだったと思いますが)

遊び疲れた体をゆっくり休めながら、

昼寝しながら帰って来れるので

とても楽チンでした。


そういえば何年か前、

淡路島で日帰りバーベキューをした帰り、

バーベキューの後に食べようと

そうめんを湯がいて持って行ってたのですが

お肉を食べすぎて食べれなくなり、

そうめんは食べずに持って帰ろうとしたところ

帰りのフェリーでお腹が空いてきて

みんなで船内でそうめんを食べた思い出もあります。


九州へ気ままな旅行に行った時も

行きはまだ元気なので

車を運転しながら

広島や山口に立ち寄りながら九州へ行き、

帰りは門司港からフェリーで

マージャンをしながら帰るということも

何度かありました。


最近は子どもが出来て

そういう旅行は出来ていませんが

もう少し子どもが大きくなったら

また違ったフェリーの楽しさを見つけたいものです。


それまでフェリーが存続してくれてたらいいのですが・・・


posted by 堺本部長 at 19:52| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 怒れる情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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